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【マリアが亡くなる20日前】
外猫ゆうゆうの病気
私の家の前には、外猫達がエサを食べに来ている。
我が家の室内猫のメグとソックスも外猫だったが、怪我をしてしまい、治療のため家の中にいれた猫達だ。
彼らの兄弟の”ゆうゆう”も本当は家の中にいれたい猫だった。
でも、家の中はもうこれ以上できることなら猫の数を増やしたくないので、仕方なく外猫のままだった。
そのゆうゆうが元気がない。
自分のねぐらからじっとでてこない。
とても心配だった。
ゆうゆうは外にいても、私の猫のつもりだった。
ゆうゆうを病院に連れて行った。
以前も、背中の傷で病院に連れて行ったことがある。
注射をしてもらい、抗生物質の薬を飲ませた。
そのうち、くしゃみをするようになった。
人懐こい猫だったが、いつもは捕まえようとするとチョコチョコと逃げるのに、体の具合の悪いせいか、ゆうゆうの方から私に近寄ってきた。
私はかわいくて、抱っこをしてしばらく座っていたりした。
伝染病と室内猫
外猫を触った時は、家の中に入る時、手を洗い、服も着替えるようにはしていた。
他の外猫達は、ゆうゆうといっしょの容器からエサを食べているのに、不思議なことにゆうゆうの病気はうつっていない。
しかし、空気感染か、くしゃみの飛沫が私の靴についていたのか、このゆうゆうの症状が、室内猫達に、うつってしまった。
最初に症状が現れたのが、アラン。
くしゃみをしているが、以前もくしゃみをすることはあったし、食欲がないわけでもなく、元気がないわけでもなく、そのままにしておいた。
そのうち、マリアとミントの食欲がなくなった。
そして、あんずとゆずとかりんの茶トラ3匹は他の猫達と別の部屋にいるにもかかわらず、この3匹を含めて、全員が発病した。
そして、最悪のことに、最愛のマリアを失うことになってしまったのだ。
ゆうゆうを恨むつもりはないし、他の若い室内猫達はみんな回復したし、マリアの死は他のさまざまな要因が重なったものだろう。
以前、獣医にも言われたことがある。
室内猫でも、外からの伝染病はうつるからきちんと予防接種をするべきだと…