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私の息子と同い年の娘のような年齢の勤め先の女の子FちゃんとKちゃんに連れられて、新横浜ラーメン博物館に行ってきました。私のようなおもしろくもおかしくもないおばさんを連れて行ってくれてありがとうね!
それにしてもFちゃんは強力な雨女。一週間以上も前から楽しみにして天気予報を毎日見ているのに、そのおでかけの予定日だけは、雨。普通、一週間も先の天気予報なんて、1、2日前や後ろにずれるものなのにいくらみても雨。その傘のマークはいっこうに変わらない。2,3日前になると関東地方に”雪”という予報に変わったが、誰も日にちを変更しようとは言い出さない。
そして当日、「帰ってこれるだろうか?」と半分思いながら、50Km規制のかかった雪の高速道路を横浜に向かった。道路はガラガラ、スリップしたのか進行方向と逆向きになって事故っている車がいる。「きっとラーメン博物館はすいているよ」と前向きに思考方向を無理やり向ける。
11時半頃無事新横浜ラーメン博物館についた。駐車場もすいている。300円の入場券を買って入る。新横浜ラーメン博物館は地下に展開される世界だ。
新横浜ラーメン博物館はラーメンを食べるだけではない。
昭和のレトロな雰囲気を作り出している世界を楽しむことができる。
館内の色合いは私が生まれた家の外壁を思い出させる。
木材の古くなった色合い、茶色とグレーのまじりあったようななんともいえないなつかしい色合いだ。(私のおそまつな色彩感覚ではそれ以上表現できない)
館内の様子をご紹介します
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地下に行く階段から見た昭和の雰囲気をかもしだす世界 |
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空がいろいろと変化します |
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なつかしい映画の看板(?) |
トイレも昭和30年代にこだわっているというけれど当時はもうちょっと汚かったような気がする |
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館内は生活観のにじみでた街並みが再現されている |
ラーメン博物館の8つの店舗を紹介します。
井出商店(和歌山) けやき(北海道ススキノ) 龍上海本店(山形)
春木屋(東京) 蜂屋(旭川) 支那そばや こむらさき(熊本)
ふくちゃん(博多)
どのお店にもいろいろなお店のラーメンを食べられるようにミニラーメンというのがある。
価格は550円。それぞれのラーメン屋さんはあまり広くない。今日はすいているが、いつもは行列ですごいそうだ。
このせまい通路に行列ができたらひしめきあってすごいことになりそうだ。
とにかく今日は空いている。雪のおかげだ。
私たちの希望は
1、醤油ラーメンが食べたい 2、味噌ラーメンが食べたい 3、辛いのはだめ
4、魚介系のだしはだめ 5、脂っこいとんこつラーメンを食べると発熱する(私)
以上のみんなの意見から挑戦したラーメンは
■ 北海道ラーメン けやき

並ばずに席につくことができた。「とうとう新横浜ラーメン博物館の中のラーメン屋さんに座ってラーメンがでてくるのを待っているんだ!」という感激を胸にけやきのみそラーメンを待った。

「色取りがきれい!」にんじんのオレンジ、キャベツの緑、ねぎの白、黄色い太麺のちぢれ麺。やっぱり私はこういう太麺のちぢれ麺が大好き! と再認識した。しつこくない、脂っこくない、味噌加減がちょうどいい。
味がわからない程少ないこともなくちょうどよい量のミニラーメンでした。
食べながらいろいろなことが頭の中をかけめぐった。
19歳(もう3○年前)北海道に遊びに行ったとき、いっしょに行った友達の旅行のガイドブック片手にたどりついたすすきのの北海道ラーメンのお店はなんという店だったのだろう? すごくおいしかった。その頃は普通の醤油ラーメンしか食べたことがないような時代だったが、大きいどんぶりでおなかいっぱいになった。お店の名前さえわかればまた行ってみたい。今ほどラーメン流行りの時代ではなかったが、おいしかったあ。
そして2度目に北海道に行ったとき、やはりいっしょに行った友達の高校の同級生が北大にいるというので訪ねていった。北海道大学の構内を案内していただいた後、ラーメンが食べたいという私たちを連れて行ってくれたのは、学生がお昼に食べるような普通のラーメン屋さん。おいしかったけど、ちょっと違うかな?
千葉県東金市に『ロッキー』という北海道ラーメンのお店がある。やはり『けやき』と同じ太麺のちぢれ麺。かにみそラーメンというのが私のお気に入り。やっぱり北海道のラーメンだから似ている と思った。
八街市のジャスコのところにある北海道ラーメンのお店も同じような麺。でもあのお店まだやってるかなあ?
■ 支那そばや
店頭のメニュー
ここも並ばずに席につくことができた。 醤油ラーメンが食べたくてこのお店にしました。
支那そばやは 「食材の鬼」と言われる 店主・佐野実氏が全国から厳選した食材でつくるラーメン

しょうゆラーメンのミニラーメンを注文する。
シンプルな醤油ラーメン 麺は細麺のまっすぐな麺。支那そばというのはこういう麺のことをいうのだろうか。以前お線香のように束にしたまっすぐの乾麺が売っていて、買って食べた「うーん、いまいち」と思ったけれどそれと同じような麺だ。
これもきっと佐野氏が材料からこだわって作っているのだろうけれど、太麺の縮れ麺が好きな私にはどうみてもそうめんか冷麦としか思えない。しかもふにゃふにゃ。ちょっとゆでたりないんじゃないの?というくらいの状態で食べ始め、食べていく内にちょうどいい堅さになるくらいがちょうどいいと思っている。
どうみてもこれはそうめん。縮れていないし、ちょっと私はごめんなさい(^_^.)
味について言えば、醤油といっても薄味。食材にこだわっているというけれど、貧しい庶民の私には高級食材の味がよくわからない。
私が食べたい醤油ラーメンの味は、昔ながらのあの醤油ラーメン。昔はラーメン屋というとどこでもあの味だったような気がする。家庭ではとてもできないスープだったのでとてもおいしく感じた。
昔(30年位前)御茶ノ水の駅の下のラーメン屋でよくワンタン麺を食べた。あの醤油味のラーメンが食べたいのだ。
ワンタンがツルッと舌の上を滑ってのどを通り、その感触がとても好きだった。
何の小細工もしなくていいから、普通の醤油ラーメンが食べたい。
■ 春木屋

ここも並ばないで席につくことができた。
自動販売機で食券を買う(館内はどのお店も同じ)。
みそと醤油を食べたので、今度は塩ラーメンを注文した。

でてきたラーメンからプーンと魚介系のにおいがする。
にぼしのにおいといった感じ。
魚介系のだし、ちょっと脂っこいスープ。
麺は普通のちぢれ麺。
麺はいいけど私には脂っこすぎる。
そしてもう3杯目となると胃袋の中は麺だらけといった感じでちょっと飽きてきた。
一番最初に食べたらもっとおいしく感じたかもしれない。
それにしてもこのにぼしのにおいが強すぎる。
魚介系のにおいで思い出したのが、東金の「一徹」。
麺は私好みの太麺、縮れ麺でいいのだが、もっと脂っこい。
そして食べた後にげっぷをするとすごく生臭いにおいがするのがたまらない。
それにしてもいつもこんなにげっぷってでていたっけと思うくらい、ここのラーメンを食べた後は、生臭いげっぷがでる。
だけどまた食べにいきたくなるのはお腹いっぱいになるし、麺が私好みのせいかもしれない。
それにしてもプロの方がメンツをかけて作ったラーメンを3杯も食べることができて あ〜幸せ!
今回は3杯しかいただくことができませんでしたが、また行って他のラーメンを食べてみたいと思います。
帰りに1階でおみやげを物色。
私が買ったのは
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今回は食べなかったけれど、熊本ラーメン こむらさきのニンニクチップ。
680円だった。 でもこれはとても便利。
ニンニクを焦がしてかんそうさせたような味。
家で作ったラーメンにかけると、にんにくの味がしてとても気に入った
にんにくが大好きなので…
ラーメンだけではなくて、お料理にも重宝する。
値段が高いかなあと思ったけれど、けっこう量があって使えます。
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もう一つ買ったのは
猫の湯呑み茶碗
なんで新横浜ラーメン博物館に猫なんだと思うけれど猫好きにはたまらない。
猫に関するものならすぐにほしくなる
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新横浜ラーメン博物館について1時間で3つのラーメンを食べることができました
すいていたのは雪のおかげ。
帰りに横浜の中華街を雪の降る中、ブーツから水がしみて足が濡れてしまって寒い思いをしながら
歩いた後、無事千葉へと帰りました。
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新横浜ラーメン博物館のラーメンを通販でお取り寄せ
牛乳屋食堂の極太麺ラーメン
赤湯からみそラーメン龍上海
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